Yatsukawa Fountain

発想のビビンバ

ジャパンカップ予備登録馬解説


1. Jack Darcy(IRE) ジャックダーシー
調教師:P&O.コール(英国)
4歳牡馬
父Gleneagles
母Pretty Face
母父Rainbow Quest

主な成績
2023 ドーヴィル大賞典(GⅡ)-2500m 1着

前走
ドラール賞(GⅡ)-1950m 2着

[解説]ドーヴィル大賞典では自身でレースを作って逃げ切り。ただ強力な逃げ馬のタイトルホルダーがいる中では厳しいか。

 

2. Sea Silk Road(IRE) シーシルクロード
5歳牝馬
引退

 

3. Auguste Rodin(IRE) オーギュストロダン(Rt.124)
調教師 A.オブライエン(英国)
3歳牡馬
Deep Impact
母 Rhododendron
母父 Galileo

主な成績
2023 ダービー(G1)-1m4f6yd 1着 (報奨金対象競走)

前走
愛チャンピオンS(G1)-1m4f 1着 (報奨金対象競走)

ブリーダーズカップターフ(GⅠ)出走予定

[解説] 登録馬のなかではきっての実力馬。ただ飛行機苦手説があり、輸送後1週間以上の滞在時間でメンタルを戻せるかが課題。


4. Bolshoi Ballet(IRE) ボリジョイバレエ
調教師 A.オブライエン(英国)
5歳牡馬
Galileo
母 Alta Anna
母父 Anabaa

主な成績
2021 ベルモントダービー招待(G1)-1m2f 1着

前走
ソードダンサーS(G1)-1m4f 1着 (報奨金対象競走)

ブリーダーズカップターフ(GⅠ)出走予定

[解説] ソードダンサーS(6頭立て)では3番手で待機、向こう正面から徐々に進出してそのまま押し切る。高速展開への対応が鍵。


5. Broome(IRE) ブルーム
調教師:A.オブライエン(英国)
7歳牡馬
父 Australia
母 Sweepstake
母父 Acclamation

主な成績
2021 サンクルー大賞典(GⅠ) -2000m 1着

前走
ドンカスターカップ(GⅡ) -2m1f197yd 3着

※英チャンピオンズロングディスタンスカップ(GⅡ)・ブリーダーズカップターフ(GⅠ)出走予定

[解説] 2021年にも出走したが、直線で伸びあぐねて11着。今ではすっかりステイヤーのイメージがついていて……

 

6. Continuous(JPN) コンティニュアス(Rt.120)
調教師:A.オブライエン(英国)
3歳牡馬
父 Heart's Cry
母 Fluff
母父 Galileo

主な成績
2023 セントレジャーS(GⅠ)-1m6f115yd 1着

前走
凱旋門賞(GⅠ)-2400m 5着

[解説] 日本生産馬。マイルから長距離まで広い距離適性があり、日本の馬場や展開にも向きそうだが、ジャパンカップよりは有馬記念のほうが好走しそう。
追記:参戦が発表されました。鞍上はR.ムーアの予定です。

7. Luxembourg(IRE) ルクセンブルク(Rt.123)
調教師:A.オブライエン(英国)
4歳牡馬
Camelot
母 Attire
母父 Danehill Dancer

主な成績
2023 タタソールズゴールドカップ(GⅠ) -1m2 1/2f 1着

前走
愛チャンピオンズS(GⅠ) -10f 2着

※英チャンピオンズS(GⅠ)・ブリーダーズカップターフ(GⅠ)登録

[解説] 今年の愛チャンピオンSでは逃げたが昨年の愛チャンピオンSでは差し切りで勝ったように脚質の融通は効く。馬場に対応すれば好走も。


8. Horizon Dore(FR) オリゾンドレ(Rt.120)
調教師 P.コティエ(フランス)
3歳せん馬
父 Dabrisim
母 Sweet Alabama
母父 Enrique

主な成績
2023 ウジェーヌアダン賞(GⅡ)-2000m 1着

前走
ドラール賞(GⅡ)-1950m 1着

※英チャンピオンズS(GⅠ)出走予定

[解説] 父Dabrisimはハットトリック産駒。ドラール賞を後方2番手から追い込んで4連勝。2400mは未経験だが、追い込み脚質なら距離の融通も効くのでは?


9. Iresine(FR) イレジン(Rt.120)
調教師 J.ゴーヴァン(フランス)
6歳せん馬
Manduro
母 Inanga
母父Oasis Dream

主な成績
2023 ガネー賞(GⅠ)-2100m 1着

前走
ニエル賞(GⅡ)-2400m 2着

[解説] 追い込み脚質の馬。ニエル賞はプラスデュキャルゼルを捉えきれず2着だったが、そもそも日本のペースについていけるのか?最後方ポツンの姿が目に浮かぶ。
追記:鞍上M.ヴェロンで参戦が発表されました。


10. Onesto(FR) オネスト(Rt.123)
調教師 F.シャペ(フランス)
4歳牡馬
父 Frankel
母 Onshore
母父 Sea The Stars

主な成績
2022 パリ大賞典(GⅠ)-2400m 1着

前走
凱旋門賞(GⅠ)-2400m 3着

ブリーダーズカップターフ(GⅠ)出走予定

[解説] 昨年にも来日して7着と近年の海外馬にしては良好な成績。さらに今年はマイル戦も経験。高速展開への対応力がついてさらに上昇が見込める。


11. Rue Boissonade(FR) ルーボワッソナード
調教師: M.デルザングル(フランス)
3歳牝馬
父 Seabhac
母 Saturnine
母父 Galileo

主な成績
2023 マルレ賞(GⅡ)-2400m 1着

前走
ロワイヤリュー賞(GⅠ)-2800m 4着

※英チャンピオンズフィリーズ&メアズS(GⅠ)出走予定

[解説] この馬も後方待機の脚質。ロワイヤリュー賞では前方の馬に阻まれて進出が遅れての4着。実績があまりなく高レベルの戦いについていくのは難しいか。


12. Simca Mille(IRE) シムカミル
調教師: S.ワッテル(フランス)
4歳牡馬
父 Tamayuz
母 Swertia
母父 Pivotal

主な成績
2023 ベルリン大賞(GⅠ)-2400m 1着

前走
凱旋門賞(GⅠ)-2400m 10着

[解説] 昨年出走した馬のうちの1頭。ベルリン大賞では中団からいい脚で先行勢を交わしてGⅠタイトルを手にした。日本でも差しの競馬に回った方がいいのでは。


13. India(GER) インディア
調教師: H.ヒクスト(ドイツ)
5歳牝馬
父 Adlerflug
母 Ivory Coast
母父 Peintre Celebre

主な成績
2023 エウロパ賞(GⅠ)-2400m

前走
同上

[解説] エウロパ賞では先団に取り付いて直線外からしぶとく伸びる。どうも日本競馬向きではない気がするのだが。


14. Astronaut(USA) アストロノート
調教師 T.アルバートラニ(アメリカ)
6歳牡馬
父 Quality Road
母 Armanda
母父 Acatenango

主な成績
2022 レッドスミスS(GⅡ)-1m3f 1着

前走
ジョーハーシュターフクラシック(GⅠ) 8着

[解説] レッドスミスSはスローペースを作って逃げ切り。ただそれ以降精彩を欠いていて、ターフクラシックでは後方のまま大差シンガリ負け。


15. Balladeer(USA) バラディア
調教師 G.パパプロドロモー(アメリカ)
4歳牡馬
Distorted Humor
母 Golden Ballad
母父 Galileo

主な成績
ジョンヘンリーターフチャンピオンシップS(GⅡ)-1m2f 1着

前走
同上

ブリーダーズカップターフ(GⅠ)出走予定

[解説] ジョンヘンリーターフチャンピオンシップでは後続を離して逃げる競馬で2番手からのマークからも逃げ切り。今度はタイトルホルダーに圧力をかける側になるか。


16. Gold Phoenix(IRE) ゴールドフェニックス
調教師 P.ダマート(アメリカ)
5歳せん馬
父 Belardo
母 Magnifica
母父 Mizzen Mast

主な成績
フランク・E.キルローマイル(GⅠ)-1mile 1着

前走
ジョンヘンリーターフチャンピオンシップS(GⅡ)-1m2f 5着
ブリーダーズカップターフ(GⅠ)出走予定

[解説] フランク・E.キルローマイルでは木村和士騎手が騎乗して勝利。中距離路線に腰を据えた前走では2.2倍ながらよもやの敗戦を食らった。脚質は差しで日本でも無難か。


17. Planetario(BRZ) プラネタリオ
調教師 R.マンデラ(アメリカ)
5歳牡馬
父 Il Doge
母 Aerosfeta
母父 Crimson Tide

主な成績
2021 デルビー・パウリスタ[サンパウロダービー](GⅠ)-2400m

前走
ジョンヘンリーターフチャンピオンシップS(GⅡ)-1m2f 4着

ブリーダーズカップターフ(GⅠ)出走予定

[解説] 父Il Dogeはシーキングザゴールド系。先行していい脚を長く使うタイプ。


18. Francesco Guardi(IRE) フランチェスコグアルディ
調教師 C.ウォーラー(オーストラリア)
6歳せん馬

父 Frankel
母 Trophee
母父 Mr Sidney

主な成績
2022 ムーニーバレーゴールドカップ(GⅡ)-2500m

前走
ターンブルS(GⅠ)-2000m 7着

コーフィールドカップ(GⅠ)・メルボルンカップ(GⅠ)登録

[解説] ターンブルSでは中団後ろから。持久力にまかせて早めにスパートをする競馬が多い。


19. Soulcombe(GB) ソウルコム
調教師 C.ウォーラー(オーストラリア)
4歳せん馬
父 Frankel
母 Ribbons
母父 Manduro

主な成績
2022 VRCクイーンエリザベスS[クイーンカップ]G3-2600m 1着

前走
ターンブルS(GⅠ)-2000m 3着

コーフィールドカップ(GⅠ)・コックスプレート(G1)・メルボルンカップ(GⅠ)登録

[解説] こちらは対照的に一気に速度を上げてくる。ターンブルSでは最内から鋭く伸びて3着。